インタビュー

Interview

一般的な歯科診療に加えて、美のトータルプロデュースをしたいと考えています

猪瀬院長:小児歯科から矯正、インプラントといった「治療」を行うのはもちろんですが、当院はそこからさらにお顔全体の美を引き出すお手伝いをしていくつもりです。歯科でできる範囲にとどまらずに美をプロデュースするため、皮膚科の医師と連携して診療することにしました。

三輪先生:私は漢方医学の勉強をしていて、それを美の追求に役立てられたらと思います。顎関節症や舌痛症の症状緩和のため、漢方を使うこともあるんですよ。

口腔外科を得意とする先生の下で学んだことが、今の得意分野に

猪瀬院長:私は歯科医師になったばかりの頃、口腔外科を得意とする先生のところで働き、1年くらい切開や縫合、接着といった処置に携わりました。こうした現場の経験が、今も私の得意分野として日々の診療に役立っています。もちろん、一般歯科も得意です。

私が学んで得たものを提供し、患者さまを美しくしてさしあげたい

三輪先生:私が力を入れて学んできたのは、エイジングケア*とマウスピース矯正です。

美しさを追求する診療の中でも、歯科医師が関われる範囲はお顔の中ほどとそれより下の部分と決まっています。そこで、中顔面と下顔面の比率がバランス良く1:1になるように注意し、横顔のラインも美しくすることにこだわって治療してきました。顎先の形や唇の厚さ、唇と歯によってできるスマイルラインが美しく見える方法についても勉強しています。

勉強すれば勉強するほど興味深い分野なので、私自身も楽しんで学んでいます。そうした美に関する情報を、皆さまに提供していくつもりです。

*エイジングケアとは、年齢に応じたケアのことです。

入れ歯をお使いの方でも、残根があればブリッジにできる可能性が

猪瀬院長:患者さまに喜んでいただけている治療といえば、歯の根の治療だと思います。一般的には抜歯になってしまいそうな状態でも、持てる限りの力で根管治療を施し、温存を図ります。

根といえば、入れ歯をお使いの方で下に「残根」という歯の根が残っている場合があるんですよ。入れ歯に当たって痛い場合は、残根を取り除く処置をします。逆に、残根を生かしてブリッジを被せ、入れ歯を使わないという方法もあります。こちらからはご提案はしますが、治療を受けることがご負担になる場合もありますから、決めるのはご本人です。